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環境について考えよう

地球環境は持続できるか 今のままなら地球2.4個分が必要
平成20年新年号
『私たちの暮らしは地球2.4個分も踏み付けています』。これはNPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパンのホームページに載っている言葉です。地球環境の悪化が世界規模で話し合われるようになりましたが、今でも地球が危機的水準であることは全く変わっていません。
そこで、地球の持続可能性を実現させるための指標になるのが、エコロジカル・フットプリントです。

『地球の自然生態系を踏みつけた足跡』の意味で、90年にマティース・ワケナゲル氏が提唱した環境指標です。これにより、食糧の生産に必要な農牧地や海の面積、化石燃料の消費で排出されるCO2を吸収するための森林面積など、私たちが現在の生活を維持するのにどのくらいの土地面積が必要か、が分かります。

日本では1人当たり4.3haで、もし世界の人々が日本人と同じような生活をすると、世界の公平な割り当ては一人当たり1.8haですので、地球が約2.4個必要になります。米国の場合ではなんと1人当たり9.5haで地球は5.2個も必要になります。一般的に豊かな生活をすると土地面積も多く必要です。例えば柔らかい牛肉を1キロ創るためにはトウモロコシは8キロ必要です。つまり、食肉文化が広がるとそれだけ穀物農地の拡大を意味するのです。現在、世界平均が2.2haですので、地球1.2個分です。既に許容範囲を越えている計算になります。

世界的な経済発展による食肉化の進行、環境問題が進行している今、私たちは普段の生活のなかで自然環境に依存していることを忘れがちです。地球資源には許容範囲があることを自覚し、適切な消費量に近づける努力が大切です。

 一秒の世界 東大・山本良一教授著

今この世界では1秒の間に『体育館32棟分、39万立方メートルの二酸化炭素が排出され』『人間140万人が1日に必要とする710トンの酸素が減少し』『大型トラック63台分、252トンの化石燃料が消費され』『テニスコート20面分、5100平方メートルの天然林が消失し』『2300平方メートルの耕地が減少し』『1.3台の自動車が生産され』『世界で2.4人の人間が誕生し』さらに1秒間に『0.4人、5秒に2人の人間が飢え死にしている』と。狂った気象は豊作に繋がることはあり得ず、今後飢饉は増発し世界全体は遠からず深刻な食糧危機に見舞われる。(石原慎太郎都知事の紹介)

 【お勧め映画】 『earth』(アース)地球一周へのいざない

地球の今の大自然を撮影したドキュメンタリー映画が1月に全国で公開されます。ぜひご覧ください。
北極・南極の氷の世界、赤道直下の森、温帯地方の四季の彩り、砂漠地帯から深海まで、今も失われつつある地球の風景とそこに住む野生動物たちの生態、生きることの難しさと優しさ。壮大なスケールで撮影された映像が、大迫力の画面で心に迫ってきます。


 あなたにも、すぐにできる10の事 アルバート・ゴア元米副大統領

1. 省エネ型の電化製品に交換する
2. 停車中はエンジンを切り、エコドライブする
3. リサイクル製品を利用する
4. タイヤの空気圧をチェックする
5. こまめに水道の蛇口をしめる
6. 過剰包装、レジ袋を断ろう
買い物はエコ・バックを使おう
7. 冷暖房の設定温度を変えよう
8. たくさんの木を植えよう
9. 環境危機についてもっと学ぼう
学んだ知識を行動に移そう
10. 映画『不都合の真実』を見よう

私たちが直面している気候の危機は、ときにはゆっくり起こっているように思えるかもしれない。しかし、実際にはものすごい速度で進んでいる。あなたはこの驚くべき現実に向き合いますか?目を背けますか?
地球のためにあなたができる最初の一歩はこの事実を知ることだ。そして地球の危機について友に知らせましょう。行動に移しましょう。

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