働きながら学ぶ。学びながら働く。〜若年者人材育成プログラム「日本版デュアルシステム」のご案内

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 あなたの会社が求める若い人材を、あなたの目で発掘して、教育訓練機関とともに育ててみませんか。

デュアルシステムとは?

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 ドイツで実施されている職業訓練制度で、ひと言で言えば「働きながら学ぶ、学びながら働く」制度です。企業での実習訓練と教育訓練機関での座学とを並行して行い、訓練期間修了時に能力評価を行います。若年者を一人前の職業人に育てる人材育成プログラムです。

 このデュアルシステムを参考に、厚生労働省・文部科学省等複数の省庁が連携して平成16年4月よりスタートさせたのが「日本版デュアルシステム」です。

日本版デュアルシステム導入の背景

 昨今、若年者の雇用において、高い失業率、無業者・フリーターの増加、高い離職率等、さまざまな問題が指摘されています。これは、若年者本人のキャリア形成の支障になるだけでなく、社会の技術・技能の蓄積にも支障をきたし、中長期的な産業活力の低下を招くおそれがあると言われています。

 こうした状況を受け、厚生労働大臣をはじめ関係4大臣によって、「若者自立・挑戦プラン」が平成15年6月に取りまとめられました。これにより、関係省庁が連携して若年者のキャリア形成に係わる具体的な施策を展開していくことになりました。

 「日本版デュアルシステム」はこのプラン推進の一環として、厚生労働省と文部科学省が連携し、平成16年度から全国で導入された若年者のための新しい職業訓練制度です。

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