
”ノリ”と言うと、紅藻類ウシケノリ科アマノリ属の総称で20種類ほどが日本各地に分布しています。全長5〜25cm、幅2〜15cmの褐色の薄い膜質の海藻で、食卓に上る乾海苔や味付け海苔は、アサクサノリとスサビノリ(上記画像)が原料です。
1年中出回っているノリですが、摘み取りが始まるのが11月初旬で、3月下旬まで続きます。つまりこの4ヶ月間に1年分のノリが摘み取られ市場に出るのです。
おいしい海苔は、黒褐色で光沢があり、すき方が丁寧で表面がガサついておらず、香りの芳醇なものが良いとされます。(紫色に変色しているものは古いのでご注意を!)
美味しさを保つ為には冷凍保存が最適で、湿っても大丈夫。佃煮にしていただきましょう。
海苔のスーパーパワー
すごいでしょ!野菜嫌いの人にもバッチリなんですよ。調理の手間も要らず、素材そのものでこれほど栄養価の優れた健康食品は他に類をみません。
また、うまみ成分のアミノ酸も豊富なのでごはんにのせ、くるっと巻いて食べるだけでおいしいですし、ビタミンB1の力でごはんをエネルギーに代えてくれるんです。おにぎりに海苔を巻くのもなるほど、うなずけますよね。
さあ、この豊かな海の恵みの王様をもっと美味しくいただく特選レシピをご紹介しましょう。






資料提供
香川県農林水産部農業経営課
資料提供 東信水産(株)
徳川家康の江戸時代に始まったノリ養殖は350年の歴史を持ち、今日、年間100億枚の生産量に達しています。
自然が生み育んだ恵みを人為的な過ちで台無しにしてしまうのは悲しいことですし、今在る食べ物を伝え残して行くのも私たちの努めです。
有明海養殖ノリ不作問題は、生産者である漁業関係者だけではなく、私たち消費者にとっても深刻な問題として受け取るべきでしょう。