
日本経済が土地への投機を足がかりに株価や物価を押し上げ、為替ですら、1ドル100円時代到来という、日本が世界を凌駕した時代があった。現在、日本の大手製造業の大半は、中国を中心とする東南アジアに生産拠点を移し、製品輸入へと移行している。
もともとアメリカへ輸出する目的で、生産拠点を東南アジアに移したのだが、次第にその輸出先に日本が入り始め、今や日本の製品輸入は全般輸入の6割を占めるに至った。いずれ、唯一国内生産されている自動車も生産拠点が海外に移されるだろう事は時間の問題であろう。確かに技術援助で東南アジアの品質は向上し、安い人件費が製品の低価格化を実現し、国内メーカーは国際競争力を身につけた。