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 最近、散歩していて気づくことがある。
 ここ2ヶ月程の間に、散歩ルートにいわゆる外食系の店が4〜5件相次いでオープンした。焼き鳥、釜飯、今風居酒屋、スパゲッティ、牛丼・・・である。

 そしていつも思うのだが、午後7時頃になると弁当専門店に人が並ぶ。こういった店は平気で客を30分近くも待たせる。
 最も、客の注文を聞いてから、調理を始めるから(それがウリらしいのろうが)だが、客も慣れているのか、じっと待っている。そして驚くのが女性客が多いという事実。
 核家族化と共稼ぎの時代で、食事を作る時間が削られてきているのか、安いメニューの出現で外食の方が安上がりと感じてきている結果なのか・・・  我が家の夕食は世間よりも少し早いようで、午後6時前から始まり、ちょうどニュースを見ながらの食事となる。同じ家族といえども考えが違い、ニュースの内容によっては言い争いになる事もある。

 家族5人全員が食卓に揃うことは週に1〜2度程度だが、唯一、家族であることを確認する瞬間でもある。
 我が家のエンゲル係数はかなり高いと思う。高価な食材を使っている訳ではないのだが、種類が多いらしい。でも20分後にはその殆どが跡形もなく消えている。 外食は自分の好きな物を食べにいく訳だから、おいしいに決まっている。しかも安いとなればこんな結構なことはない。私も月に何回かは外食する。しかし、前述のようにこうも相次いで外食店が出来てきた背景はいったい何だろう。
 本当に料理をする時間がないのか、面倒だから料理をすることを放棄しているのか。 以外と料理方法を知らない事が原因のような気がする。  娘が休みの時、たまに家でおかずを作る時があるが、食べてみて何か味付けがおかしいのである。レシピ通りにしていると言うのだが、なにか味気ない。
 経験不足もあるが、今の若者のこれが味覚なのかと疑いたくもなる。こういった若者が結婚し、子供が出来た時、子供に何を食べさせていくのかを考えると・・・やはり外食になってしまうのか。

 家族が家族である瞬間を感じ、食べるという一つの目的をもって同じテーブルに集い、時にはケンカもする。これが大事なのではないか。
 多くの家庭は外食ばかりではないと思うが、しかし確実にその傾向は増えて来つつあるようだ。現にこれだけ外食店が増えて、しかも盛況なのだ。
 食に対し、安易な考えはいつか自分に跳ね返ってくるような気がしてならない。


組合 高田 H14.11
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