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バルブ(Valve)は、通常私たちの目に触れることは多くありません。しかし、水や石油などの液体、空気や蒸気・ガスなどの気体、さらにはスラリー(液状化された固形物)などが、パイプにより輸送されるところで必ず使用されています。
私たちの生活に欠かすことのできない水道や都市ガスをみても、それぞれの家庭に送り届けられる過程で、さまざまのバルブが数多く使われています。また、快適な生活を維持する冷暖房設備やLNGなどのエネルギー設備、そして石油化学、食品工業などあらゆる産業のなかで、それらの設備が円滑に機能し続けるために、バルブは不可欠なものです。なぜなら、設備の中で液体や気体などの流体をしようするとき、その流れを止めたり調節したりする必要があります。この液体をコントロールする機能をバルブが担っているからです。
バルブは、「液体を流したり、止めたり、制御したりするため、通路を開閉することができる可動機構をもつ機器の総称」とJISに定義されています。しかし、一言でバルブといいますが、その造られる材質、形式、構造など非常に多くの品種があり、用途も多岐にわたっています。
また、集中冷暖房などの住宅設備の高度化、産業界の省力化や自動化に伴う設備のシステム化、さらにはソーラー設備や新しいエネルギー開発などのなかで、バルブのもつ流体をコントロールする機能の役割はますます高まり、あらゆる分野で、数多くのバルブが使用されていくでしょう。
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