あいちの伝統的工芸品

三河仏壇〜由緒を守り文化価値を残す

三河仏壇

 文暦2年(1235年)に親鸞上人が岡崎市矢作町妙源寺で、建長8年(1256年)に顕智上人が矢作町桑子の薬師寺で仏教を説いた、と記録に残るなど、三河地方の信仰の歴史は古く、厚い徳川家の保護政策と相侯って、三河仏壇の繁栄を築いてきました。昨今は自動車産業など近代化された産業への憧れから、後継者が自家の職業を離れる後継者不足が憂慮されています。

 三河仏壇の由緒正しい歴史とその文化財産としての価値を広く長く後世に残すため、三河仏壇振興協同組合を中心に各種の振興事業を計画し実施しています。

特徴
 仏壇を押入れに安置する習慣があったため、押入れに合わせて台が低くなっている。
 「うねり長押」が特徴である。
 浮き出しの錺金具、中障子の「花子彫」、泥盛蒔絵等の精巧な技法が盛り込まれている。
伝統的に使用されてきた原材料
  1. 木地は、ヒノキ、ケヤキ、ヒメコマツ、ホオノキ、イチイもしくはセンノキまたはこれらと等々の材質を有する用材とすること
  2. 金具は銅もしくは銅合金またはこれらと等々の材質を有する金属製とすること
  3. 漆は、天然漆とすること
製造される地域
豊橋市、岡崎市、半田市、豊川市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、常滑市、新城市、東海市、大府市、知立市、高浜市、豊明市
知多郡東浦町及び武豊町
幡豆郡一色町、額田郡幸田町、西加茂郡三好町
東加茂郡足助町及び下山村
宝飯郡御津町、渥美郡田原町
伝統的工芸品指定年月日
第6次指定 昭和51年12月15日
業者数及び従業者数
133企業、515人
産地組合名
三河仏壇振興協同組合
〒444-0025 愛知県岡崎市曙町2-1
TEL: 0564-24-7766
FAX: 0564-24-7766