これは、あるお母さんがお子様に話していた言葉です。とても感銘を受けました。ほとんどの人は学生の期間だけ勉強すればよいと思っています。しかし、どのような教育を受けたか、また、どれだけ勉強したかによって人生が大きく変わってきます。社会人になっても勉強は必要なのです。大手企業でもMBAやTOEICを受験させている会社が多く、学力によって収入が大きく左右されるといっても過言ではないでしょう。自営にしろ経営学を修めている人とそうでない人とでは、経営方針、業績が大きく変わってきます。
ところで、「学問」といえば、福沢諭吉の「学問のすすめ」が有名です。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」この後、「そうではあるが、人は皆、平等ではない。いかに教育を修めたかによって大きく左右されるのだ。」という内容の言葉があります。
人生を豊かにするか否かは勉強したか否かによるのです。会社での待遇という具体的なことだけでなく、人間の器を大きくするのもまた、勉強したか否かによると言えるでしょう。映画「男はつらいよ」の中で、寅さんがこんなことを言っています。「人生の道に迷ったとき、俺は勉強していないから右へ行くか左へ行くかは賽(さいころ)に頼るしかない。けれど、勉強をしている人間は自分で考えて正しい道を選ぶことができる。」
人生は分かれ道でいっぱいです。その分かれ道をどちらへ進むのか。勘に頼るのか、自分で考えて進んでいくのか。皆さんはお子様にどちらを望みますか。当塾では後者の人間を育てます。よって、当塾では机の上の勉強のみならず、挨拶指導、自然教室など多くの野外活動を実施しております。
なぜ勉強するのか。良い学校へ進学するため?良い会社に就職するため?
いいえ
「自分の生きる道を選び、人生を豊かにするため」に他なりません。
人生は自分のもの。親、友達、他の誰によってでもなく、自分で未来を切り拓こう。
私たちが精一杯応援します。
2004年 塾長 吉村 寛之
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位にして、生れながら貴賎上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの者を資り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。されども今広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるものあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。その次第甚だ明らかなり。「実語教」に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由って出来るものなり。また世の中にむつかしき仕事もあり、やすき仕事もあり。そのむつかしき仕事をする者を身分重き人と名づけ、やすき仕事をする者を身分軽き人という。すべて心を用い心配する仕事はむつかしくして、手足を用いる力役はやすし。故に、医学、学者、政府の役人、または大なる商売をする町人、あまたの奉公人を召使う大百姓などは、身分重くして貴き者というべし。
福沢諭吉先生著「学問のすすめ」初編より
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