中小企業の元気を応援します 愛知県中小企業団体中央会

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県内中小企業景況天気図

県内中小企業景況天気図 2020年度

2020年8月分

前年同月との比較

《凡例》

好転

+30≦DI

好転

やや好転

+10≦DI<+30

やや好転

変わらず

-10<DI<+10

変わらず

やや悪化

-30<DI≦-10

やや悪化

悪化

DI≦-30

悪化

売上高 在庫数量 販売価格 取引条件 収益状況 資金繰り 操業度 雇用人員 景況
製造業 悪化 やや好転 やや悪化 やや悪化 悪化 悪化 悪化 やや悪化 悪化
非製造業 悪化 変わらず 変わらず やや悪化 悪化 悪化 やや悪化 悪化

景況の推移グラフ

業界レポート

《製造業》

【繊維製品】

コロナ禍のため、店頭での衣料品販売が振るわず浴衣や祭に関連した法被・手拭い等の仕事依頼がほぼなくなった。一般の衣料品も例年以上に受注が少なく、厳しい状況が続いている。

【化学・ゴム】

イベント、キャンペーン等の開催が自粛されており、売上、収益とも減少傾向が続く中、内需の不振がより厳しい経営に拍車をかけている。

【輸送機器】

生産量は前年水準まで回復。10月以降価格見直しの時期に入るが各社体力が消耗しており、軽微な範囲でとどめてもらいたいところである。

《非製造業》

【卸売業】

店舗に行かずネット通販利用の生活者が増えた為、ネットビジネスが見直され改めて新規開始を考える企業が出てきている。大手企業や、街の商店経営がそろって苦境に陥った。

【建設業】

依然新型コロナウイルスの勢力が衰えず、マスク着用の作業が強いられ、熱中症対策と相反する行動になっている。その場の状況に応じて対応を考えることが大事となった。

【商店街】

飲食を中心に客足が激減、商店街は非常に厳しい状況が続いている中、トヨタ自動車が急速に業務回復が進んでいるのが救い。8月25日スタートのプレミアム商品券で、この苦境を乗り切りたい。