中小企業の元気を応援します 愛知県中小企業団体中央会

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県内中小企業景況天気図

県内中小企業景況天気図 2021年度

2021年5月分

前年同月との比較

《凡例》

好転

+30≦DI

好転

やや好転

+10≦DI<+30

やや好転

変わらず

-10<DI<+10

変わらず

やや悪化

-30<DI≦-10

やや悪化

悪化

DI≦-30

悪化

売上高 在庫数量 販売価格 取引条件 収益状況 資金繰り 操業度 雇用人員 景況
製造業 変わらず 変わらず 変わらず 変わらず やや悪化 やや悪化 やや悪化 変わらず やや悪化
非製造業 やや悪化 変わらず 変わらず やや悪化 悪化 やや悪化 変わらず 悪化

景況の推移グラフ

業界レポート

《製造業》

【化学・ゴム】

主要な需要先である輸送機器向けは企業間格差が大きいが、回復基調を示している。但し、展示会、商談会が2年連続中止となっており、商機逸失の影響が大きい。

【一般機器】

自動車関係は、前年同月比で売上が減少した企業は10%程度であり、好調である。半導体不足による生産調整が懸念材料である。

【その他製造業】

国内自動車販売数が回復し、特に新型車種の生産ラインは多忙となっている。但し、他の地域においては半導体不足による生産調整が行われ、東海地区においても懸念される。

《非製造業》

【卸売業】

生鮮食品の売上高は、前年同月の巣ごもり需要の反動で水産加工は苦戦した。一方、気温の上昇や家飲み需要の増加により総菜は大きく伸長した。

【小売業】

ネットによる消費者からの問い合わせ等、業況が悪いわけではない。ただし、在庫が少ない店舗は比較して問い合わせ件数は少ない。中小企業の中でも明確に隔たりが生じている。

【サービス業(旅館)】

緊急事態宣言が響いて売上は新型コロナウイルス以前の2割にも満たない。宣言延長後は土曜日も休む旅館が出てきてしまった。