県内中小企業景況天気図
県内中小企業景況天気図 2025年度
2025年2月分
前年同月との比較
好転 +30≦DI |
やや好転 +10≦DI<+30 |
変わらず -10<DI<+10 |
やや悪化 -30<DI≦-10 |
悪化 DI≦-30 |
売上高 | 在庫数量 | 販売価格 | 取引条件 | 収益状況 | 資金繰り | 操業度 | 雇用人員 | 景況 | |
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製造業 | ![]() |
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非製造業 | ![]() |
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業界レポート
《製造業》
【紙・紙加工品】
これまで好調であった土産物向けに天井感が出てきた。加えて食品などの生活必需品の価格が相当高くなってきたことから節約志向となり、テイクアウト向けや日用品、業務用向けもパッとしない。
【化学・ゴム】
荷動きに大きな変動は無いが、原油価格の上昇が止まらず、輸送費等物流経費の増加が収益を圧迫しつつある。輸送機器の関係先を中心とした出荷は安定しているが、増益にはつながっていない。
【輸送機器】
パート、アルバイト等の人件費の高騰が収益状況に影響する中、併せて原材料費、運送費のコスト上昇もあり業界の景況は良くない。
《非製造業》
【サービス業】
2月の単月受注は前年度同期比で70%、完成額の方も60%とかなり下回った。累計で見ても、受注が前年度比90%、完成が93%と低調である。共同購買は、103%と前年度を若干上回っているが、業界の業況は、第4四半期に入って、引き続き上向き加減から平行線にあると推察される。
【建設業】
引き合い、受注とも変わらない状況が続いている。一方で、人材不足が続いており、新年度に向けた人員確保に苦慮している組合員も散見される状況である。
【運輸業】
労働基準が改正された影響として、繁忙期の拘束時間及び時間外労働への対応が必要である。そのため、走行距離を減らして時間を短縮し、輸送の前後でかかっている待機時間や荷役時間を減らすなどの対応が求められている。